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- リチウム
チリ:豪Lithium Power International社、合併取引によりMaricunga塩湖プロジェクトの権益を100%取得
2022年6月22日付けで豪Lithium Power International(LPI)社は、Maricunga塩湖リチウムプロジェクトのJVパートナーであるMinera Salar Blanco(MSB)社(同プロジェクトの権益31.31%保有)及びBearing Lithium社(同17.14%保有)との合併取引により同プロジェクトの権益を100%取得すると発表した。
同取引については、MSB社が同プロジェクト権益持ち分の31.31%を完全子会社のSalar Branco(SB)社へ譲渡する。LPI社は、SB社と合併するために自社の普通株式161.55百万株を発行し、SB社がそれを取得する。またLPI社は、Bearing社と合併するために、LPI社の普通株式76.34百万株(Bearing社1株あたりLPI社0.70株相当)を発行し、Bearing社がそれを取得する。またBearing社が本取引の前にオプションまたはワラントを行使した場合は、LPI社の普通株式を最大18.24百万株追加で取得する。
合併取引が完了後のLPI社の普通株式発行数は605.2百万株であり、内訳はLPI社の株主が349.1百万株(全体の57.7%)、SB社が161.6百万株(同26.7%)、Bearing社が94.5百万株(同15.6%)となる。合併取引の完了は、2022年9月を見込んでいる。
