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ペルー:加Panoro Minerals社、Cotabambas銅・金・銀探鉱プロジェクトにおける高品位鉱化の拡大を発表
2022年6月21日、加Panoro Minerals社は、Cotabambas銅・金・銀探鉱プロジェクト(Cusco州)の試錐プログラム(16,970m)について、南部ピット周辺にて高品位の鉱化を捕捉したと発表した。
本試錐プログラムは資源量の増加や予測資源量から概測資源量への変換を目的として実施されており、CB-196孔では掘進長164.8~348.4m、区間長148.6mの平均銅換算品位:0.61%(Cu 0.36%、Au 0.34g/t、Ag 2.51g/t)である。このうち区間長57.9mで平均銅換算品位:0.74%(Cu 0.43%、Au 0.043g/t、Ag 2.58g/t)及び、区間長23.2mで平均銅換算品位:0.96%(Cu 0.6%、Au 0.49g/t、Ag 3.41g/t)などの結果が得られ、この2区間で一次硫化銅を含む岩体が確認された。同社は、本試錐によって高品位の鉱化範囲が拡大し、さらに南部ピットの北東方向にオープンであるという説が裏付けられたとコメントした。
さらに同社は、2022年には先のCB-195孔と今回のCB-196孔で合計622.6mが完了し、CB-197孔(472.5m)の分析とCB-198孔の試錐を進めているほか、現在実施中のPFSを2023年に完了することを目指していると説明した。
