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鉱種:
2022年7月1日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

ザンビア:Vedanta Resources社、Konkola Copper Mines社に投資家探し中止を要請

 2022年6月28日付けメディアによると、印Vedanta Resources社は同日、現在係争中のKonkola Copper Mines(KCM)社に関し、訴訟が解決するまで新規出資者探しを中止すべきである、と述べた。ザンビアの前政権は2019年5月にKCM社を清算人の手に渡し、KCM社の親会社であるVedanta Resources社との間では係争が続いている。政府は、約束した投資を含むライセンス条件を遵守しなかったとしてVedanta Resources社を非難しているが、Vedanta Resources社は繰り返し否定している。KCM社の暫定清算人Celine Nair氏は2022年6月7日、KCM社が鉱山の拡張に資金を提供してくれる出資者を探すためのアドバイザーを任命すると述べた。しかし、Vedanta Resources社の広報担当Masuzyo Ndhlovu氏は、Vedanta Resources社の同意なしに鉱山と製錬所の複合施設を購入する投資家はいないとしている。Ndhlovu氏は、Vedanta Resources社はザンビア政府及び国有企業ZCCM-IHとの協議が友好的な和解に至ることを期待していたとし、これ以上、訴訟を続けることはザンビアにとって大きな負担となり、KCM社の資産は資金不足で悪化の一途をたどると語った。ザンビアPaul Kabuswe鉱山大臣は2022年6月1日、KCM社の係争に関して、2023年1月にLondonで行われる仲裁審理の対象になると述べている。
 また、2022年6月28日付けメディアによると、Nair氏は Copperbelt州ChingolaのKCM社を訪問中、Indo Zambia銀行のKowdichar Shashidhar最高経営責任者をはじめとする銀行幹部と面談し、強力なビジネスパートナーシップを構築するための予備的な協議を行った。これにより、同銀行によるKCM社へのつなぎ融資が可能となる。

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