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鉱種:
2022年7月7日 リマ 初谷和則

ペルー:Hochschild Mining社、ペルーに対する投資継続を表明

 2022年7月2日付け現地紙によると、Hochschild Mining社のPalma法務・総務担当副社長は、PDAC 2022における同紙によるインタビューの中で、同社は今後もペルーへの投資を継続する方針だと表明した。
 同副社長は、現在Inmaculada金・銀鉱山(Ayacucho州)のマインライフ延長を目的とする環境影響調査の修正書が審査を受けており、本文書が承認されれば、今後20年間ペルーに対する投資を継続することになるとしたほか、今後もペルーをはじめ世界で新規参入の機会を模索していく考えを明らかにした。
 さらに、現在同社が保有する案件の70%が銅プロジェクトであり、これら全てのプロジェクトを開発できた場合、同社は世界的な銅の生産企業になることができるとの見通しを示した。
 また、MMG Las Bambas社やSouthern Copper社などの操業鉱山の停止は対外的に非常に悪いメッセージとなるとした上で、ペルー政府は法的安定性を維持し、社会争議に適切に対処すべきであると表明した。

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