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2022年7月19日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:El Boleo銅鉱山、組合のストライキで閉山の危機に

 2022年7月14日付け地元紙によると、El Boleo銅鉱山(Baja Carfornia Sur州)において労働者によるストライキが発生し、鉱山の操業再開と同鉱山のオペレーターであるMinera y Metalúrgica del Boleo(MMB)社の存続が危ぶまれている。報道によると、メキシコ全国鉱夫・冶金・鉄鋼労働組合(SNTMMSSRM)と同社の間で契約内容の見直しに係る協議が行われ、給与を対前年比最大6.5%、年末賞与を基本給の19日分から20日分にそれぞれ増額することをはじめ多岐にわたる改善内容が提示された。組合代表者らと合意に至ったものの、鉱山労働者らがこれを拒否し、2022年7月6日にストライキ実施に至った。Boleo鉱山は過去数年に亘って赤字操業が続いており、MMBによるとこれまでの損失は2017年:305mUS$、2018年:435mUS$、2019年:302mUS$、2020年:270mUS$、2021年:149mUS$と発表されている。MMBの法務部長は、El Boleo鉱山のマインライフは20年以上とされており、現在直面している閉山の可能性に対する責任は操業を妨害する者にあると主張した。また、同社が損失を抱えている一方で労働者の利益を尊重していることを強調し、組合に対し法的議論の必要性を訴えた。

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