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豪:OZ Minerals社、WA州West Musgrave銅・ニッケルプロジェクトにおける最終投資決定を物価上昇や人手不足などにより延期を検討
2022年7月25日付けの地元メディアによると、豪OZ Minerals社は、WA州West Musgrave銅・ニッケルプロジェクトにおける最終投資決定(FID)を、物価上昇や人手不足などを理由に延期することを検討している。同社は同プロジェクトを、マインライフが最大26年、JORC規定に準拠する鉱石埋蔵量が253百万t(品位:Cu 0.35%、Ni 0.32%)、平均生産量が最大Cu 32千t/年、Ni 26千t/年、OPEXが最大32A$/t、税引き後NPVが最大1bA$、IRRが最大20%と試算している。同社は2022年下半期に同プロジェクトのFIDを下す予定であったが、現在FIDの遅延に関する選択肢を調査しており、同半期にこの調査結果に基づいた提案を役員会に対して行う。同社はFID遅延の主な理由を、物価上昇や人手不足、および豪連邦政府や州政府によるCOVID-19蔓延防止のための人的移動制限などを挙げている。
