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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ボロン/ホウ素 リチウム
2022年8月4日 バンクーバー 武市知子

米:豪ioneer社、NV州Rhyolite Ridgeリチウムプロジェクトに関してプライムプラネットエナジー&ソリューションズ社とオフテイク契約を締結

 2022年8月1日付けのプレスリリースによると、豪ioneer社は、トヨタ自動車とパナソニック社のバッテリー合弁企業であるプライムプラネットエナジー&ソリューションズ(Prime Planet Energy & Solutions:PPES)社と、米NV州Rhyolite Ridgeリチウムプロジェクトの炭酸リチウムに関して拘束力のあるオフテイク契約を締結した。本契約に基づき、同社はPPES社に対し、2025年から5年間に亘り炭酸リチウム4千t/年を供給する予定である。PPES社は、調達した炭酸リチウムを米国内の電気自動車(EV)用バッテリー部品の製造に使用し、米国のEV市場に供給する。
 Rhyolite Ridgeリチウムプロジェクトのマインライフは26年で、炭酸/水酸化リチウム約20.6千tとホウ酸約174.4千tを生産する予定である。
 ioneer社は2021年に韓Ecopro Innovation社と、2022年7月に米Ford Motor社と同様のオフテイク契約を締結しており、今回のPPES社との契約締結を受け、同プロジェクトにおける炭酸リチウム全ての供給先が確保できたことになる(2021年7月13日付 ニュース・フラッシュ:豪ioneer社、米NV州Rhyolite Ridgeリチウムプロジェクトに関して韓EcoPro Innovation社とオフテイク契約を締結及び2022年7月25日付 ニュース・フラッシュ:Ford Motor社、EV用バッテリー及びバッテリー鉱物の調達に関する取り組みを発表参照)。
 なお現地報道によると、米議会でEV税額控除の拡充法案が議論されており、早ければ2023年からリチウムやその他のEV用バッテリー鉱物を、米国内または同盟国から調達することが義務づけられる可能性がある。

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