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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2022年8月5日 リマ 初谷和則

ペルー:Southern Copper社、2022年第2四半期の生産やプロジェクト進捗状況を発表

 2022年7月26日、Southern Copper社は2022年第2四半期報告書を発表し、同四半期の銅生産量が対前年同期比12.1%減の208,428tとなったと報告した。減産の要因は、Cuajone銅鉱山(Moquegua州)が地域住民による貯水池の占拠などを理由に2022年2月末~4月半ばに操業停止したほか、Toquepala銅鉱山(Tacna州)、La Caridad銅鉱山(メキシコ)における品位低下なども影響したと説明した。
 なお、Cuajone銅鉱山についてはこれまで地域コミュニティとの間に会合を重ねており、地域のニーズに応える社会プログラムの実施を提案したほか、施設や生産保護を目的として、鉱山周辺の土地をコミュニティから購入し緩衝地帯としたい考えをコミュニティ側へ伝えたことを明らかにした。
 Michiquillay銅プロジェクト(Cajamarca州)に関しては、2022年6月末に試錐の許認可を全て取得し、同年第3四半期に試錐を開始する見通しを示した。
 Tia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)についても地域社会や自治体との関係改善・強化に取り組んでいるほか、プロジェクトへの水供給源として当初計画していた海水淡水化プラントに替わり、Paltitureダムの建設をペルー政府に提案したことを明らかにした。また、本ダムの建設には海水淡水化プラントに比べ約100mUS$の追加投資が必要であるものの、貯水容量は73百万m3で鉱山による利用は最大10百万m3であることから、残る63百万m3の水資源がコミュニティによって利用可能となる見通しであると説明した。

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