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ニュース・フラッシュ

鉱種:
モリブデン
2022年8月9日 バンクーバー 武市知子

加:Seabridge Gold社、BC州KSM金・銅プロジェクトで銅含有量の多い鉱床に特化したPEAを公表

 2022年8月3日付けのプレスリリースよると、加Seabridge Gold社はBC州KSM金・銅プロジェクトにおいて、銅含有量の多いIron Cap鉱床及びKerr鉱床の坑内掘り事業に関する予備的経済性評価(PEA)を発表した。
 本PEAよるとマインライフは39年で、銅143億lb(約6.5百万t)、金14.3百万oz(約459.8t)、銀68.2百万oz(約2.2千t)、モリブデン13.8百万lb(約6.3千t)の生産が見込まれている。また初期投資額は1.5bUS$、割引率5%における税引き後NPVは5.8bUS$、IRRは18.9%、投資回収期間は6.2年と算出されている。
 なお同社は2022年6月にPFSを更新しているが、金含有量の多い露天掘り事業のMitchell鉱床、East Mitchell鉱床、Sulphurets鉱床に限定されており、マインライフは33年と算出されている。
 同社会長兼CEOによると、6月のPFSでは、投資期間が早くて操業が比較的簡単な露天掘り金鉱床に焦点を当てたものの、銅の採掘量が不足することが予想されることから、PEAでは銅鉱床に焦点を当てたとしている。

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