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- 鉱種:
- 銅
米:Taseko Mines社、米当局からAZ州Florence銅プロジェクトのUICに関する許認可草案を受領
2022年8月15日付けのプレスリリースによると、加Taseko Mines社は、AZ州で計画中のFlorence銅プロジェクトにおいて、地下注入管理(UIC:Underground Injection Control)に関する許認可草案を、米環境保護庁(EPA)から受領した。この許認可は、同プロジェクトの商業施設の建設と操業を行う上で必要な最終許認可である。EPAはパブリックコメントを2022年9月29日までの45日間に亘り行うとともに、同年9月15日にオンライン公聴会を開催する予定である。
同社は地下の酸化銅鉱体に直接溶媒を注入し、浸出液からSxEwで銅分を回収する地下注入管理(UIC)と呼ばれるin-situリーチングを提案している。地下水の汚染を懸念するFlorence市当局は、長年プロジェクトの中止を訴えてきたが、敗訴している。同プロジェクトは、北米でもエネルギー及びGHG強度が最も低い水準になると期待されている。
なお2021年11月に、EPAはin-situリーチングに関する最初の許認可草案を発行している(2021年11月25日付 ニュース・フラッシュ:Taseko Mines社、米当局からAZ州Florence銅プロジェクトのin-situリーチングに関する許認可草案を受領参照)。
