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スイス:Glencore、2022年上半期決算を公表
2022年8月4日付けのプレスリリースによると、Glencoreは2022年上半期決算を公表した。グローバルなマクロ経済的・地政学的イベントに伴うエネルギー市場の混乱やボラティリティ、リスクや供給途絶により、多くの石炭・ガスのベンチマークや現物プレミアムに記録的な価格付けがなされた結果、2022年上半期の調整後EBITDAは、過去最高となる対前年同期比119%増の18.9bUS$、株主に帰属する純利益は同846%増の12.1bUS$となった。純負債は前年期末から62%減少し、2.3bUS$となった。純負債がこれまでのターゲットレンジの下限としてきた10bUS$を大幅に下回ったことを受け、総額4.5bUS$の追加株主還元を実施する。2022年の株主還元は合計で8.5bUS$に達する。
同社のGary Nagle CEOは、次のようにコメントしている。
「金融引き締めやマクロ経済環境の悪化により、2022年下半期を通じてコモディティ市場に不確実性が生じるものの、世界のエネルギー市場のリバランスに向けた短期的解決策はほとんどなく、石炭・LNGの価格は、特に北半球の冬に向けて十分かつ信頼性のあるエネルギー供給を確保するという現在の課題を踏まえると、この期間中も高止まりするとみられる。
金属の見通しはより複雑であり、労働力・水・エネルギーの不足、サプライチェーンの途絶、ソブリンリスクの不確実性の高まり、コスト上昇下での供給リスク、と中国以外の最終消費市場が縮小する可能性との間でバランスがとられている状態にある。中国では2022年第2四半期の谷から回復する兆しが見られ、これは他の主要な消費市場の潜在的な弱含みを相殺する可能性がある。」


