南ア：統計局、2022年6月の鉱業生産統計を発表

　2022年8月11日付け南ア統計局（Statistics SA）は、2022年6月の鉱業生産統計を発表した。2022年6月の鉱業生産量は対前年同月比8.0％減であり、マイナス要因となっているのは主に金（28.6％減）、PGM（9.8％減）及び石炭（6.0％減）であった。2022年6月の季節調整済み鉱業生産量は、2022年5月と比較して1.4％減少した。2022年5月及び同年4月の前月比変動は、それぞれ1.2％増及び3.8％減であった。2022年第2四半期の季節調整済み鉱業生産量は、銅年第1四半期と比較して3.4％減少した。マイナス要因となったのは、金（11.7％減）、石炭（5.7％減）、マンガン鉱石（12.9％減）及びダイヤモンド（19.1％減）であった。
　2022年6月の鉱物販売の実績は、対前年同月比6.1％減となった。マイナス要因となっているのは主に、PGM（30.8％減）金（54.4％減）及び鉄鉱石（22.5％減）で、石炭は71.1％増と大幅なプラス要因となった。2022年6月の季節調整済み鉱物販売は、同年5月と比較して15.9％減少した。2022年5月及び同年4月の前月比変動は12.1％増及び0.4％減である。2022年第2四半期、現行価格での季節調整済み鉱物販売額は、同年第1四半期と比較して11.2％増となった。