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米:加Graphite One社がGraphite OneプロジェクトのPFSを公表
2022年8月29日付けのプレスリリースによると、加Graphite One社は、米国で進めるGraphite OneプロジェクトのPFSを発表した。同プロジェクトは、AK州のGraphite Creekグラファイト鉱山プロジェクトと、WA州で建設中のリチウムイオンバッテリー(LIB)のアノード材生産工場から構成される。
両施設の初期投資額は1.07bUS$だが、不測の事態を考慮すると1.24bUS$と試算されている。税引前NPV(割引率8%)は1.93bUS$、IRRは26.0%、投資回収期間は4.6年と算出された。また税引後NPV(割引率8%)は1.36bUS$、IRRは22.0%、投資回収期間は5.1年と算出されており、これには2022年12月31日施行予定のインフラ抑制法案(Inflation Reduction Act of 2022)は考慮されていない。マインライフは23年、アノード材生産工場の操業期間は26年と想定されている。
アノード材生産工場では、アノード材49,615t/年と精製されたグラファイト製品7,354t/年、未精製のグラファイト製品18,057t/年を生産、また露天掘り鉱山プロジェクトでは、グラファイト精鉱51,813t/年を生産する予定である。
