ドミニカ共和国：Falcondo社CEO、EV電池向けニッケル回収プロジェクト計画を明かす

　2022年9月1日付け地元紙によると、Falconbridge Dominicana（Falcondo）社は、電気自動車（EV）用バッテリー向けニッケル回収プロジェクトを発表した。この計画は、ドミニカ共和国産業協会（AIRD）の会合にてFalcondo社のLoannis Moustafis CEOにより発表された。Moustafis CEOによると、Falcondoニッケル鉱山の精錬工程で発生する副産物からニッケルが回収され、この工程でのエネルギー使用量を減らすことが可能となる。投資額は150mUS$を超えるとされ、500～800名の追加雇用が見込まれている。Moustafis CEOは、「このプロジェクトにより、エレクトロモビリティというグリーン革命を通じ地球環境を救う国々に、ドミニカ共和国が加わることとなるだろう」と期待を示した。なお、プロジェクトの詳細や生産開始時期等の詳細は明らかにされていない。