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ニュース・フラッシュ

鉱種:
イルメナイト ルチル ジルコニウム ミネラルサンド
2022年9月6日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

マダガスカル:Base Resources社、Toliaraミネラルサンドプロジェクトの財務協定に近づく

 2022年8月31日付けメディアによると、豪Perthで開催されたAfrica Downunder Conferenceにおいて、豪Base Resources社のTim Carstens取締役は、Toliaraミネラルサンドプロジェクトに関して、マダガスカル政府との財務協定に「非常に近づいている」と語った。同氏は同社が今後数か月で財政協定を締結し、2023年9月までに同プロジェクトの最終投資決定を行えるようにしたいと述べた。同プロジェクトの建設には27か月を要すると予想され、同社は2025年9月までに最初の製品を生産し、2025年12月までに出荷することを目指している。同社は、2019年にマダガスカル政府が、計画中の鉱山に適用される財政条件に関する交渉を開始したため、プロジェクトエリアでの活動を停止した後、2020年には同プロジェクトの最終投資決定(FID)を延期することを余儀なくされた。それ以来、同プロジェクトの2回のDFSを実施している。DFSの更新によりStage 1の操業は13百万t/年の処理量で初期投資は442mUS$から520mUS$に増加、Stage 2はスケールアップして25百万t/年の処理量で初期投資は69mUS$から137mUS$へと増加する。鉱山操業中、同プロジェクトでは平均960千t/年のイルメナイト、66千t/年のジルコン、さらに8千t/年のルチルの生産が見込まれているが、これは当初の780千t/年のイルメナイト、53千t/年のジルコン、さらに7千t/年のルチルよりも多い。DFSの更新により、プロジェクトの税引後NPVは652mUS$から1bUS$超に、IRRは21.4%から23.8%に上昇した。また、Stage 1の建設期間は26か月から27か月に、Stage 2の建設期間は12か月から21か月にそれぞれ延長となったが、マインライフも33年から38年に延びている。

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