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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2022年9月14日 リマ 初谷和則

ボリビア:Mutún製鉄プラント建設プロジェクトの進捗、58%

 2022年8月30日付け現地紙によると、発電機10機がParaguay-Paraná水路を通過しMutún製鉄所に到着した。Mutún製鉄会社(ESM:Empresa Siderúrgica del Mutún)のJorge Alvarado社長は、この発電機により、Mutún製鉄所は独自の発電ができ、コンビナート全体に108MWを供給できると述べた。同社長は、今後到着予定の大規模設備には、スペインからの発電機10機、メキシコからの直接還元プロセス(DRI)用のHyLリアクター、製鉄所用炉、連続鋳造機、圧延機があると説明した。これらの到着は2022年9月10日の予定である。
 同社長によれば、建築の進捗状況は58%である。計画によると建設は2023年末に終了し、2024年には鉄鋼の国内需要の少なくとも50%を満たす量の生産が行われる予定である。

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