閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 鉄鉱石
2022年9月14日 リマ 初谷和則

ボリビア:加New Pacific Metals社、Carangas金・銀探査プロジェクトで鉛と銀の鉱化帯を確認

 2022年9月3日付け鉱業冶金省の発表によると、2021年初頭に開始されたOruro県Carangas市の加New Pacific Metals社が実施するCarangas金・銀プロジェクトの探査の結果、鉛と銀の鉱化帯が表層から300mまで存在し、300mの深さではかなりの金を含むことが確認された。
 同年9月2日、Carangas市で行われた本着鉱を祝う式典に出席したVillavicencio鉱業冶金大臣は、高度な技術を活用した探査が実施され、非常に有望な結果を得ることができたとし、また、今後9mUS$近い投資が行われると述べた。
 New Pacific Metals Bolivia社代表兼Minera Granville社長のUribe氏は、2022年末までに、掘進長が60,000mにまで達すると見られ、2023年に向けて鉛・銀・亜鉛・金のポテンシャルを評価すると述べた。また、2023年の冶金学的研究の費用は15mUS$を見込んでいるとした。
 またVillavicencio大臣は、この世界クラスの鉱床によってOruro県の鉱業の地位が確立されるとし、「2050年までの鉱業」について話をしていると述べた。

ページトップへ