閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
カリウム マグネシウム リチウム
2022年9月20日 バンクーバー 武市知子

米:Compass Minerals社、リチウムの直接抽出(DLE)技術のプロバイダーにEnergySource Minerals社を選定

 2022年9月14日付けのプレスリリースによると、米Compass Minerals社はUT州Great Salt LakeにあるOgdenのリチウムかん水プロジェクトにおいて、炭酸リチウム換算(LCE)で約2.4百万tのリチウム資源を開発するため、米EnergySource Minerals社をリチウムの直接抽出(DLE)技術のプロバイダーに選定した。同社はOgden施設で長年行っている硫酸カリ、塩、塩化マグネシウム生産の副産物としてリチウムを抽出し、プロジェクトの環境フットプリントを抑える予定である。2025年までにバッテリー品位のリチウムの供給を目指しており、2022年6月には韓LG Energy Solutions(LGES)社と、同年7月には米Ford Motor社と水酸化リチウムと炭酸リチウムの供給に関し、拘束力のないMOUを締結している(2022年7月1日付 ニュース・フラッシュ:韓LG Energy Solutions社と米Compass Minerals社、バッテリー品位のリチウム製品供給で拘束力のないMOUを締結、2022年7月25日付 ニュース・フラッシュ:Ford Motor社、EV用バッテリー及びバッテリー鉱物の調達に関する取り組みを発表参照)。
 また同社はリチウム開発プロジェクトに関する最新情報を提供した。それによると、フェーズ1事業では約11千t/年の生産を目標としており、税引後NPVは626~985mUS$で、税引後IRRは28~36%との試算が算出された。
 さらに同日、米Koch Minerals & Trading(KM&T)社が同社の普通株式の購入を通じて、252mUS$の資金を提供することも発表された。調達された資金の内、約200mUS$はフェーズ1事業の開発に、残額は負債の返済などに充てられる予定である。

ページトップへ