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2022年9月22日 リマ 初谷和則

ペルー:業界団体、最大4年を要する探鉱許認可が新規プロジェクトを抑制と主張

 2022年9月19日付け現地紙によると、Mucho元鉱山副大臣は、2022年1~7月の探鉱投資額は226mUS$で前年比39.4%増となったものの、COVID-19パンデミック以前の投資レベルからは程遠いほか、政府自体による(手続上の)障壁を要因として探鉱投資は減少傾向にあると述べた。また、2022年7月の投資額37mSU$を勘案した場合、2022年全体の探鉱投資額は384mUS$にのぼる見通しだが、ペルーにおける未採掘の鉱物埋蔵量の開発には、実際には約600mUS$の投資が必要との考えを示した。また、現在のペルーにおける探鉱投資は大半がブラウンフィールド探鉱であり、大規模グリーンフィールドプロジェクトが存在しないと述べた。
 ペルー鉱業技師協会(IIMP)のCardozo会長は、ペルーは探鉱許認可の取得に要する期間が世界最長だとし、他の鉱業国における本期間は約3か月であるのに対して、ペルーでは制度上は1.5年であるが実際には4年かかっても取得できないケースもあり、探鉱において致命的な状況だと述べた。また、現行の探鉱環境保護規則(042-2017-EM)では期限内に当局からの回答が得られない場合、許認可申請は承認されない(Silencio Administrativo Negativo)と説明した。
 さらに鉱業石油エネルギー協会(SNMPE)のGalvez会長は、探鉱許認可の取得が長期化する要因は先住民事前協議であるとの考えを示した。

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