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ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他 コバルト ニッケル リチウム
2022年9月27日 バンクーバー 武市知子

米:GM社と加Lithion Recycling社、EVバッテリーエコシステムの構築に向け戦略的パートナーシップを締結

 2022年9月22日付けの米General Motors(GM)社のプレスリリースによると、GM社の投資部門であるGM Ventures社が加Lithion Recycling社に戦略的投資を行い、加Lithion Recycling社の高度なバッテリーリサイクル技術を使用し、循環型バッテリーエコシステムを追求するため、新たなGM-Lithion戦略パートナーシップを構築することを発表した。
 本パートナーシップの下、Lithion Recycling社が回収したバッテリー資源等を検証し、リサイクルプロセスと設計に関する研究開発において共同で投資する。
 第三者による分析の結果、Lithion Recycling社の回収率は95%以上と示されている。また同社は加QC州のグリーンエネルギーを使用していることから、バッテリー鉱物の採掘と比較してGHG排出量は75%以上、水の使用量を90%以上削減することが可能である。
 GM社と韓LG Energy Solution社の合弁会社である米Ultium Cells社は米国初のバッテリーセル工場を開設しており、さらに2工場が建設中である。GM社は2025年の年間計画を達成するため、拘束力のある契約を結んでリチウム、ニッケル、コバルト、カソード活物質(CAM)などのバッテリー鉱物を確保しており、今後も北米におけるバッテリー鉱物のサプライチェーンを構築する予定である。
 2023年、Lithion Recycling社はリチウムイオン電池(LIB)7.5千t/年相当のリサイクル事業を開始し、2025年には同社初の湿式製錬所の開設を予定している。さらには米国、欧州、韓国での開設も準備している。

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