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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2022年9月28日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、中Baowu社と総額2bUS$を投じてWA州Western Range鉄鉱石プロジェクトJVを組成することで合意

 2022年9月14日付けの地元メディアによると、Rio Tintoは、中国鉄鋼最大手であるBaowu社(宝鋼集団有限公司)と、WA州Pilbara地域Western Range鉄鉱石プロジェクトJVを組成することで合意した。両社の権益保有率は同プロジェクトにおいて、Rio Tintoが54%、Baowu社が46%となり、両社は総額2.0bUS$の投資を行う(うち1.3bUS$をRio Tinto、0.7bUS$をBaowu社が拠出)。同プロジェクトは、生産能力が25百万t/年と試算され、建設が2023年、生産が2025年に開始される見通しで、建設期間に約1,600人、操業期間に約800人の雇用を創出すると予測されている。また、両社は同JVにおいて、生産開始後から約13年の期間に、同期間における鉄鉱石総生産量の275百万tのうち、Baowu社の権益保有比率46%に相当する126.5百万tをBaowu社が市場価格で買い取ることにも合意した。両社は同プロジェクトに関しては、JV組成の検討を数年前から進めていたが、先住民遺跡を保護する目的のもと採掘エリア設計の大幅な変更を必要としたため、JV組成に遅れが生じていた。Rio TintoとBaowu社はPilbara地域においては、2002年にEastern Range鉄鉱石鉱山JVを権益比率54%、46%で組成して2004年に操業を開始しており、2020年には同鉱山の累計生産量が200百万t以上に達している。

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