閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2022年10月7日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

南ア:Anglo AmericanとEDF Renewables社、再生可能エネルギーの提携に合意

 2022年10月4日付けでAnglo Americanは、南アにおいて地域再生可能エネルギーエコシステム(regional renewable energy ecosystem、RREE)を開発するために、EDF Renewables社と共同出資会社Envusa Energy社を設立することに合意したと発表した。2022年3月、両社はRREEの開発を検討するための覚書に調印している。この覚書は、南アにおけるAnglo Americanの事業用電力需要を満たし、地域の電力供給システムの復元力及び同国におけるエネルギーの広範な脱炭素化を支援することを目的としたものである。RREEでは、南アの再生可能エネルギー分野の経済活動を促進し、同国の広範で公正なエネルギー移行を支援することが期待されている。
 契約の一環として、Envusa Energy社は南アで600MW以上の風力・太陽光発電プロジェクトの成熟したパイプラインを立ち上げている。これは、2030年までに3~5GWの再生可能エネルギーを生み出すと期待されるエコシステムの開発に向けた大きな第一歩となる。本プロジェクトの第一段階は、負債によるものを含め全額資金調達を行い、2023年の建設開始に向けて準備する予定としている。
 Envusa Energy社は、Anglo Americanのサイトで生産された再生可能エネルギーと国内送電網を経由した再生可能エネルギーを混合して供給する計画である。地理的に分散している再生可能エネルギー発電資産からエネルギーを集約し、Anglo Americanの拠点における負荷需要に最適に配分するアプローチである。
 RREEの導入は、Anglo Americanが計画しているnuGen Zero Emission Haulage Solution(ZEHS、水素を動力源とする超級鉱山運搬トラック計画)のためのグリーン水素を製造するクリーンエネルギー源としても機能し、カーボンニュートラルに向けてオンサイトのディーゼル排出を大幅に削減するとともに、南アの水素バレーの発展を支援することにもなる。

ページトップへ