ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 金 銅
パナマ:Cobre Panamá銅鉱山に係る契約再交渉に遅れ、他プロジェクトへの許認可付与に影響
2022年10月13日付け業界紙によると、Cobre Panamá銅鉱山の操業に係る契約再交渉に関し、政府による新契約書の最終草案作成に遅れが生じていることから、未だ先行き不透明とみられている。2022年1月、加First Quantum Minerals社は、政府が提示したロイヤルティの大幅に引き上げ等条件を含む最終提案に合意したことを発表していた(2022年1月20日付 ニュース・フラッシュ:Minera Panamá社、Cobre Panamá銅鉱山のロイヤルティ引き上げに合意参照)。
新契約書に対し正式に法的効力を与えるため、国民議会での承認を得る必要があるが、議会が2022年10月31日に閉会を迎えることから、当月中に承認が得られない場合はさらなる遅延が生じるという。地元紙によれば、引き続き多くの重要課題が議論されていることから、臨時議会が開かれることが予想されている。その場合、2022年12月中にCobre Panamá鉱山の契約に関する議論が実施される可能性もあると報じられた。Federico Alfaro Boyd貿易産業相は新契約に関し、複雑かつ技術的な案件であると述べ、現在は草案作成の最終段階にあり、パブリックコメントを考慮したのち、国民議会に提出される旨をコメントした。
本件に係る手続きが完了しない間は、他の鉱業プロジェクトに対する許認可付与にも遅れが生じることが予想されている。Cerro Quema銅・金プロジェクトを保有する加Orla Mining社は、鉱業権延長の正式承認を含む許認可を申請中であるものの、同社はCobre Panamá鉱山の問題が政府にとって最優先事項とみており、忍耐強く待つ旨コメントした。


