米：Cirba Solutions社、200mUS$を投資してOH州にリチウムイオン電池のリサイクル施設を拡張

　2022年10月12日付け米Cirba Solutions社のプレスリリースによると、同社は200mUS$以上を投資してOH州で保有するリチウムイオン電池（LIB）の処理施設を拡張する。これにより同施設は、北米で稼働している電池リサイクル施設としては最大規模になると見られ、200千台/年以上の電気自動車（EV）に搭載できるバッテリー品位の材料を生産すると算出されている。
　同社は50百万lb以上のEVバッテリーをリサイクルしており、リサイクル済みのLIBからブラックマスを生産する企業の中では最大規模である。
　2022年9月に、AZ州EloyでLIBリサイクル施設の建設計画を発表、同施設では50千台/年分のEVに相当するバッテリー材料を処理する予定である。また同社は2026年までに北米で7つの処理施設の開設を目指している。