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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石 クロム その他 マンガン
2022年10月19日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

南ア:港湾ストライキが長引き鉱山会社の損失が増加

 2022年10月17日付けメディアによると、南ア国有企業で港湾・鉄道の運営会社であるTransnet社のストライキは12日目を迎え、同社と労働組合が賃上げで合意できないまま、9.8bZAR(南ア・ランド:約539mUS$)もの損失をバルクミネラルの輸出業者に与えている。南ア鉱業協議会(Minerals Council)によると、2022年10月6日に始まったストライキにより輸出品の鉄道輸送と船への積み込みができないため、鉄鉱石、石炭、クロム、フェロクロム、マンガンの荷主には1日あたり約815mZAR(約45mUS$)の損失が出ている。鉱業協議会のAllan Seccombeスポークスマンによれば、港からの輸出は限られており鉄道の運行は厳しく制限されている。政府と仲裁機関がTransnet社と最大の労働組合との協議に加わった後も、賃金交渉は不調に終わった。南アの独占的な物流会社が事実上閉鎖されたことで、鉱業や農産物の輸出だけでなく、サービス業などサプライチェーンに関わる他の企業も大きな打撃を受けている。Transnet社のAyanda Shezi広報担当者は、関係者はいまだに関与している、と質問に答えた。南ア輸送同盟労働組合(South African Transport and Allied Workers Union)のAmanda Tshemeseスポークスマンは、組合員は今もストライキを続けている、と電話で語った。

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