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メキシコ:新経済大臣就任、鉱業部門の見通しは引き続き不透明との意見
2022年10月9日付け地元紙は、先般の経済大臣交代等に関して、鉱業関係者へ行ったインタビューを報じた。Tatiana Clouthier前経済相が2022年10月6日に辞職を発表したことを受け、元国税庁長官のRaquel Buenrostro氏が新大臣に任命された。メキシコ鉱山技師・冶金学・地質学会(CIMMGM)のArmando Alatorre会頭は、連邦政府と業界との接点が限られていることから、大臣の交代後も引き続き鉱業部門の見通しは不透明との予測を示したほか、前大臣の任期中に業界からの提案や要望が一切受け入れられることはなかったと不満を露わにした。
近年業界で特に懸念されている問題の一つは、現政権下で継続する鉱業権付与の凍結である。Alatorre会頭は、今後もこの政策が続いた場合、その影響は5年後の鉱物生産に反映され始めると予想した。また、メキシコ鉱山・冶金・地質技師協会(AIMMGM)のLuis Humberto Vázquez会頭によれば、現政権が発足した2018年12月以降に活動停滞を余儀なくされた大型鉱業プロジェクトは少なくとも20件以上存在するという。Vázquez会頭は、仮に鉱業権付与が再開された場合、Andrés Manuel López Obrador(AMLO)大統領の任期満了となる2024年11月までに、鉱業部門は約30%成長し、GDPの約1%増加に貢献できる可能性があるとの予測を語った。


