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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2022年10月28日 バンクーバー 佐藤すみれ

ニカラグア:加Calibre Mining社、米国の対ニカラグア経済制裁に関し確認を進める

 2022年10月25日付け報道によると、加Calibre Mining社は、米国がニカラグアの金産業部門に対し課した制裁措置(2022年10月27日付 ニュース・フラッシュ:米大統領、ニカラグア鉱山総局と金産業部門に経済制裁措置参照)に関し、同社は米財務省との接触を開始したことを明かした。米Biden大統領が署名した大統領令の中では、米財務省に対し、「ニカラグアの金産業にて操業を行っている、あるいは過去に操業を行った人物を特定し制裁の対象とする」旨が指示されている。Calibre Mining社は制裁内容の確認を進めており、米財務省に対しては、同社があらゆる規定を遵守している旨を約束したと明かした。さらに、担当コンサルタントおよび米国当局と協議を行い、追加情報を得たのち、市場に関する情報を更新すると発表した。また、同社は、鉱業部門のあらゆる管理を担うニカラグア鉱山総局に対して課された制裁について特別な注意を払っているとのことである。
 Calibre Mining社はニカラグアにて、El Limón金鉱山、La Libertad金鉱山、Pavón金鉱山を操業しているほか、米NV州のPan Gold金鉱山、WA州のGolden Eagle金探鉱プロジェクトを保有している。同社のほかに現在、コロンビアHemco Nicaragua社、英Condor Gold社、加Mako Mining社が操業を行っている。
 報道によれば、ニカラグアの金鉱石輸出額は、同国の自由貿易圏外での製品販売額の約半分を占めている。米国はニカラグアの主要貿易相手国であることに加え、金の主な販売先である。ニカラグアの2022年1~8月の金輸出額は645.1mUS$で、うち96%が米国へ輸出されたと報じられた。

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