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加:連邦政府、重要鉱物分野に対する外国国有企業からの投資規制を強化
2022年10月28日付けの発表によると、Champagneイノベーション・科学・産業相とWilkinson天然資源相はカナダ投資法において、重要鉱物分野における外国国有企業及び外国政府の指揮下にある民間企業による投資ガイドラインを更新することを発表した。なおカナダは2021年3月に31鉱種を「重要鉱物」として指定している(2021年3月17日付 ニュース・フラッシュ:連邦政府、クリティカルミネラルリストに31鉱種を指定参照)。
今回の改正によると、カナダの重要鉱物分野における外国国有企業及び外国政府の指揮下にある民間企業による重要な取引は、同国事業に純利益(net benefit)をもたらすと見込まれる場合にのみ、例外的に承認されることとなる。
また取引額の規模、直接投資もしくは間接投資などに関わらず、探査、生産、処理や精製などバリューチェーンの全段階において、外国国有企業及び外国政府の指揮下にある民間企業からの投資は国家安全保障の審査対象となる。そのため加連邦政府は投資家や企業に対し、計画中の投資計画が、同国に対して敵対的、もしくは友好的ではない政権や国家、もしくはその影響下にある国有企業や団体と関係していないかを見直すことを推奨している。
現地報道によると、2022年初頭に中国国営企業のZijin Mining Group社(紫金鉱業集団股份有限公司)による加Neo Lithium社の買収を、綿密な国家安全保障の審査なしに許可したことで加連邦政府は批判を受けていた。2022年6月のインタビューの中で、Wilkinson天然資源相は、加国の重要鉱物分野における中国からの投資を取り締まる準備を進めていることを明らかにしていた。


