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その他:INSGのニッケル需給予測、2022年は144千t、2023年は171千tの供給過剰
2022年10月17~18日、国際ニッケル研究会(INSG)がポルトガルのLisbonで開催され、2022年及び2023年のニッケル需給予測について協議が行われた。その結果、ニッケル需給バランスについて、2022年は144千t、2023年は171千tの供給過剰と予測した。2023年の供給過剰は主にクラスIIニッケルとニッケル化学物質(主に硫酸ニッケル)によるものとしている。
供給面では、一次ニッケル生産量は、2021年の2.612百万tであったが、2022年は3.036百万t、2023年は3.387百万tに達すると予測した。インドネシアでは引き続きニッケル銑鉄(NPI)の生産が拡大を続ける一方で、中国では減少するとしたほか、ニッケルマットへの変換が急増すると予想されている。また、MHP(ニッケル・コバルト混合水酸化物)生産のためのHPAL(高圧硫酸浸出)プラントの大幅な生産増加も予想されており、これらの中間材は中国に輸出され電気自動車(EV)用バッテリー生産のためさらに硫酸ニッケルに加工されるとしている。
需要面では、一次ニッケル消費量は、2021年の2.775百万tから2022年は2.892百万t、2023年は3.216百万tに増加すると予測した。


