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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2022年11月1日 ロンドン 南川亜美

その他:ICSGの銅需給予測、2022年は328千tの供給不足、2023年は155千tの供給過剰

 2022年10月18~19日、国際銅研究会(ICSG)がポルトガルのLisbonで開催され、2022年及び2023年の銅需給予測について協議が行われた。その結果、銅需給バランスについて、2022年は328千tの供給不足、2023年は155千tの供給過剰と予測した。
 供給面では、銅鉱石生産量は、2022年は対前年比3.9%増、2023年は同約5.3%増と予測した。2022年の増加は主にDRコンゴとインドネシアにおける鉱山の新規・拡張によるものであり、また、2021~2023年にかけて、DRコンゴのKamoa-Kakula銅鉱山、Tenke Fungurume銅・コバルト鉱山、ペルーQuellaveco銅鉱山、チリSpence-SGO/Quebrada Blanca QB2銅プロジェクトなどの主要なプロジェクトが生産を開始する見込みである。
 銅地金生産量は、2022年は対前年比2.8%増、2023年は同3.3%増と予測した。これは、主に中国での電解精錬能力の拡大の継続とDRコンゴでのSxEw事業の新設・拡張によるものである。
 需要面では、銅地金消費量は、2022年は対前年比2.2%増、2023年は同1.4%増と予測した。世界経済の見通しは厳しいものの、製造業においては銅の最終消費部門の大半で持続的な成長を示すと予想している。

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