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- 亜鉛
その他:ILZSGの亜鉛需給予測、2022年は297千t、2023年は150千tの供給不足
2022年10月26~27日、国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)がポルトガルのLisbonで開催され、2022年及び2023年の亜鉛需給予測について協議が行われた。その結果、亜鉛需給バランスについて、2022年は297千t、2023年は150千tの供給不足と予測した。
供給面では、亜鉛鉱石生産量は、2022年は対前年度比0.9%減の12.68百万t、2023年は同2.7%増の13.03百万tと予測した。2022年は豪州、ペルー、ブルキナファソ、カナダにおいて大幅な減少が見込まれる一方で、2023年はブラジル、豪州、アイルランド、メキシコ、ペルー、ポルトガル、インドにおいて増加が見込まれる。
亜鉛地金生産量は、2022年は対前年比2.7%減の13.49百万t、2023年は同2.6%増の13.84百万tと予測した。2022年は欧州において12%減と大幅な減少が見込まれ、これはエネルギー価格の急騰により多くの製錬所が大幅に生産量を削減していることによるものである。ブラジル、中国、カザフスタン、メキシコ、カナダでも減少が見込まれる。2023年は中国が対前年比3.8%増と堅調な増加が見込まれるほか、豪州、インド、カザフスタン、メキシコ、トルコでも増加が見込まれる。
需要面では、亜鉛地金消費量は、2022年は対前年比1.9%減の13.79百万t、2023年は同1.5%増の13.99百万tと予測した。中国では2022年は新型コロナウイルス対応により3.3%減の見込みであるが、2023年には1.2%増と部分的な回復が見込まれる。2022年は欧州において3.1%減と見込まれるほか、日本、韓国、トルコでも減少が見込まれる一方、2023年はインド、日本、韓国、メキシコで増加が見込まれる。


