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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ パラジウム PGM(白金族) ロジウム イリジウム ルテニウム
2022年11月1日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

南ア:Implats社、PGM価格上昇の追い風を最大限に活かす、と表明

 2022年10月28日付けメディアによると、Implats社は、PGM価格の追い風を最大限利用し、すべてのステークホルダーの利益のため指針に沿った業績を達成する決意を表明した。2022年7~9月(第1四半期)に生産された精鉱中、6E(白金、パラジウム、ロジウム、金、ルテニウム及びイリジウム)生産量は2%増の824,000ozで、内訳は操業鉱山は増減なしの593,000oz、共同事業生産量が2%増の141,000oz、第三者からの受入量が14%増の91,000ozとなった。精錬6E生産量及び販売可能量は処理施設の定期メンテナンスに伴い5%減少して705,000ozとなったものの、6E販売量は前年同期とほぼ同じ708,000ozであった。電力会社Eskomによる電力負荷の削減は、出鉱量、選鉱量と製錬量の調整を必要とし、社会経済的圧力は世界的なインフレの上昇と地元の通貨の下落によって形成されさらに悪化した。しかし、複雑な経営環境にもかかわらず、Implats 社のNico Muller CEOは、会社の一連の採掘及び処理プロジェクト全体において良好な進捗を報告し、売上高は堅調を維持すると予想され、コア顧客との話し合いにより今後1年間に主要製品の需要が増加するとの期待が確認された。グループのユニットコストと設備投資がランド安の継続に対して脆弱なままであるものの、2023年6月末までの今会計年度のガイダンスは維持されている。
 操業鉱山における鉱石処理量は、Impala Rustenburg PGM鉱山とZimplats社での生産量増加、Marula PGM鉱山での安定生産、Impala Canada社での若干の減少により5.85百万tに改善した。処理鉱石の品位は僅かに低下して3.61g/tとなり、操業鉱山の精鉱中6E生産量は593,000ozと変わらなかった。ジンバブエMimosa及び南アTwo Rivers両共同事業PGM鉱山からの精鉱中、6E生産量は2%増の141,000oz、Impala Refining Service社への第三者からの精鉱中6E量は14%増の91,000ozとなり、その結果全体の精鉱中6E生産量は2%増の824,000ozとなった。Impala Canada社の販売可能分を含む精錬6Eの生産量は、定期的な処理施設のメンテナンスと南アで進行中の停電の影響を受けて5%減の705,000ozとなった。定期メンテナンスは2022年7月と8月に正常に完了したものの、9月には停電の頻度と程度が増加し製錬レートに影響を与えた。

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