エクアドル：Veraエネルギー鉱山大臣、贈収賄の容疑で辞任

　2022年10月28日付け現地紙によると、Veraエネルギー鉱山大臣はLasso大統領に辞表を提出し、大臣職を辞任した。Vera氏は贈収賄の容疑で捜査対象となっており、同月27日夜、検察庁は同大臣の自宅、平日暮らすアパートメント、エネルギー鉱山省事務室での捜索を行った。
　この容疑は、Vera大臣（当時）が公職の地位と引き換えに金銭を求めたというPetroecuador社の元社長の音声がネットで公開されたことに起因する。また、障がい者カードの不正使用も告発されている。
　Vera大臣（当時）はLasso大統領に宛てた辞表の中で、「攻撃的なメディアショーによる誹謗中傷から守ることに集中し、エクアドル政府や大統領が傷つかないようにすること」が辞任の唯一の目的であると伝えた。