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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2022年11月7日 リマ 初谷和則

ペルー:加Sierra Metals社、Minera Kolpa社から合併提案に係るLOIを受領

 2022年10月31日付け現地報道や加Sierra Metals社プレスリリースによると、同社は10月27日、ペルーMinera Kolpa社とその株主であるArias Resource Capital II L.P.やArias Resource Capital II Fund(Mexico)L.P等から、Sierra Metals社とMinera Kolpa社の合併や投資会社からの出資に関する提案や条件を示す基本合意書(Letter of Intent:LOI)を受領した。
 報道やLOIによると、Arias Resource Capital II L.P.を始めとするAriasグループは、Sierra Metals社の普通株式の27%を保有している。Minera Kolpa社のHuachocolpa Uno多金属鉱山(Huancavelica州)とSierra Metals社のYauricocha銀鉱山(Lima州)は、両者の統合によって経営・操業両面におけるシナジーやコスト削減が期待できるほか、現在操業上の問題を抱えるYauricocha鉱山にとって特に貴重な提案であるとの見解が示されている。
 なお、これに先立つ2022年10月18日、Sierra Metals社はYauricocha鉱山の操業停止やメキシコの操業鉱山におけるネガティブキャッシュフローの蓄積により流動性の問題に直面していることを理由として、独立社外取締役等により構成される特別委員会が、財務や流動性の状況や操業上の課題のほかリストラクチャリングを含めた対応策を評価・検討するプロセスを開始した旨発表していた。さらにYauricocha鉱山では、操業は再開されたものの大部分の活動は停止されたままであり、資金不足が通常操業の継続に影響を及ぼす可能性があるため、流動性維持のための資金管理を積極的に行う方針を示していた。
 Sierra Metals社はLOIについて、現在特別委員会が財務や法務アドバイザーによる助言を得ながら提案内容を確認中であるとしている。

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