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ロシア:Norilsk Nickel社、欧米製品の輸入代替のため3Dプリンター技術を開発中
2022年10月28日付けの報道等によると、Norilsk Nickel社は、ハイテク設備・部品製造のため、3Dプリンターの利用に関する検討を行っている。同社は、設備の操業停止を避けるため、西側製とロシア製の比率を7:3にすることを目標に掲げている。
同社の拠点の多くは、工業地帯から遠く、設備や消耗品のリードタイムが長期化する。このため事前に必要な調達を行うことは困難であり、必要な部品をすぐに製造できる3Dプリンターの必然性は高いとされている。特に、選鉱工程のように停止が生産全体に悪影響のある場合、特に3Dプリンターの利便性が高い。
樹脂3Dプリンターは重要性の低い部品の製造に用いられている。鋳造用砂型製造や、金属部品の製造にも使用できる。現在、対象部品選定等の、自社生産現場への3Dプリンティング技術展開のための準備を行っている。輸入機器の部品の大部分はリバース・エンジニアリングで開発可能で、3Dプリンター性部品の品質は純正部品に劣らない。樹脂用3Dプリンターはロシアで製造され、砂型製造用や、金属用は中国に存在する。金属粉等の資材もロシアで生産されている。
また同社は、ニッケル・クロム合金をベースに、独自の耐熱・耐食材料の開発にも取り組む。すでに、砕氷船の試作部品を製作している。


