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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2022年11月25日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:ロータリーキルン電気炉(RKEF)製錬所への新規投資を停止する計画

 2022年11月21日付け現地メディアによると、高品位ニッケル(サプロライト)の埋蔵量が限られている中、ステンレス業界向けのニッケル銑鉄及びフェロニッケルを生産するロータリーキルン電気炉(RKEF)製錬所への新規投資を認めない計画を発表した。エネルギー鉱物資源省のIrwandy Arif氏が2022年11月18日に行われたウェビナーで述べたところによると、新規投資を認めないことによって、電気自動車(EV)のバッテリーやソーラーパネルの原材料となる湿式製錬所への投資を加速させることになる。同氏によれば、「Luhut海事・投資調整大臣が、Arifinエネルギー鉱物資源大臣及びAgus工業大臣との調整おこなったことによるもので、関連する省庁は、現在、RKEF製錬所への投資のモラトリアムの最終決定をしている段階にある。」とのこと。
 インドネシア鉱業専門家協会(PERHAPI)代表のRizal Kasli氏は、この政策を歓迎した。また、インドネシアニッケル鉱業協会(APNI)のMeidy事務局長も、2021年以来、APNIはRKEF製錬所のモラトリアムを要請しており、同時に将来どのようにリモナイト鉱石の湿式製錬所への新規投資を誘うかが課題と地元メディアのbisnis.comに述べている。

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