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ニュース・フラッシュ

鉱種:
PGM(白金族) ニッケル
2022年11月29日 モスクワ 小松弘希

ロシア:Norilsk Nickel社、フィンランド向け鉄道輸送停止に伴い代替ルートを検討中

 2022年11月17日付け報道等によると、フィンランド国営鉄道VR-Groupが、2022年末までにロシア―フィンランド間の全ての鉄道輸送の停止を決定したことに伴い、Norilsk Nickel社は、フィンランドの製造子会社Norilsk Nickel Harjavalta社向けのニッケル精鉱の代替輸送ルートの検討に迫られている。具体的には、同社はこれまでVR社の鉄道により、Kola半島にある同社傘下のKola MMC社から原材料である精鉱を輸送していたが、今後は、海上輸送或いは別の鉄道や車両等による陸路輸送への代替が必要となる。
 2022年3月、VR社は英国によるロシア鉄道への制裁により、数日間輸送を停止した。その後、今回の停止決定に基づき、同社は2022年第2四半期以降、段階的に輸送を停止しており、同年9月末時点で既に65%の輸送が停止している。
 Norilsk Nickel Harjavalta社は、Kola MMC社から鉄道輸送される100千t/年の精鉱を処理しており、2021年にはNorilsk Nickelグループ全体の24%に相当する47.2千t/年のニッケル、1%に相当する銅やPGMを生産している。

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