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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2022年12月15日 リマ 初谷和則

ペルー:Alpayana社、Los Quenuales社買収完了と今後の展望

 2022年12月12日付け現地報道によると、Alpayana社(旧Minera Casapalca社)は、2022年8月にMinera Los Quenuales社(Glencore子会社)の権益100%を10mUS$で取得することで同社と合意した件に関して、今般、公正競争・知的財産保護庁(INDECOPI)から買収の許可を得た旨明らかにした。Alpayana社のArrieta CEOは、買収により取得するYauliyacu亜鉛鉱山とIscaycruz亜鉛鉱山(共にLima州)に対して今後地質評価や探鉱に40~50mUS$の投資を行う計画を明らかにした。このうちIscaycruz鉱山については、歴史的に亜鉛鉱山として知られているが実際には多金属鉱山であり、銅のターゲットも存在するとの考えを示したほか、2023年の操業再開を目標としている旨明らかにした。
 一方、操業中のYauliyacu鉱山については、今後も操業を継続することで同社全体の亜鉛・銅・鉛の精鉱生産量は80%増加する見込みだと述べたほか、本鉱山は同社Alpayana多金属鉱山の近傍に位置し、鉱山としての性質もよく似ていると述べた。またAlpayana鉱山の鉱脈においても新たなターゲットを特定したところだとコメントした。
 さらに、同社は今後も探鉱に加えて、金や銅等の幅広い鉱種を対象としてペルー国内のプロジェクト買収を含めた積極的な資産取得を検討する方針のほか、現在検討中の資産買収が2023年に実現する可能性があることを明らかにした。また、同社は全国に探鉱鉱区を保有するほか、その中には大規模なポテンシャルを持つ可能性のある銅や金のグリーンフィールドプロジェクトが存在すると述べた。

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