閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石 ネオジム プラセオジム レアアース/希土類
2022年12月15日 ロンドン 南川亜美

ノルウェー:REEtec社、レアアース分離施設建設のための資金調達を完了

 2022年11月8日付けのプレスリリースによると、ノルウェーREEtec社は、レアアース分離のための最初のフルスケールプラント建設のために1,200mNOK(ノルウェークローナ、115m€)の資金調達ラウンドを完了したと発表した。この資金調達ラウンドを通じて、スウェーデンLKAB社がREEtec社の筆頭株主となるほか、ノルウェー国営Nysnø社、スイスMercuria社、アイルランドTechMet社も新たな株主として参加する。プラントは2019年からデモ工場を操業してきたノルウェーPorsgrunnのHerøyaに建設される。最初のレアアース分離プラントは2024年後半から720t/年(欧州の推定需要の約5%)のNdPr酸化物を生産する予定である。LKABのJan Moström社長兼CEOは「LKAB社は、鉄鉱石採掘の副産物としてレアアース抽出を計画している。REEtec社と協力することで、レアアースの強力で持続可能な北欧のバリューチェーンの基盤を構築できる」とコメントしている。
 Herøyaプラントは、加Vital Metals社が生産するレアアース炭酸塩を処理することとしており、REEtec社とVital Metals社の合意の下で、Vital Metals社の生産量を3倍にすることが計画されている。REEtec社は独Schaeffler Group社との5年契約を含め、最初のプラントでのNdPr酸化物生産量の80%のオフテイクを確保している。Vital Metals社とLKAB社の採掘事業から調達する材料を用いて、2026年にHerøyaにおいて第2プラントの建設を計画しており、2027年から利用可能になると想定している。

ページトップへ