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2022年12月20日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

ザンビア:AIを利用して探鉱を行う米KoBold Metals社がザンビアの銅鉱山に投資

 2022年12月15日付けメディアによると、人工知能(AI)と機械学習を使ってバッテリー金属鉱床を特定しようとする米CA州の探鉱調査会社KoBold Metals社は、ザンビアで銅鉱山を開発するために150mUS$を投資する。本件はWashington DCで開催されたUS-Africa Leaders Summitで発表され、同社への出資者には、Microsoft社のBill Gates氏が設立しAmazon社のJeff Bezos氏とVirgin社のRichard Branson氏が支援する気候変動・技術ファンドBreakthrough Energy Venturesが含まれる。投資対象とするMingomba銅プロジェクトは、豪州のプライベートエクイティ会社EMR Capital社とザンビアの国有企業ZCCM-IHとのJV事業であり、KoBold社は、「世界トップクラスの鉱山になる可能性がある」と述べている。同社によると、同プロジェクトには257百万t(平均品位:Cu 3.64%)の鉱石がある。米国は電気自動車(EV)用バッテリーの国内生産を発展させて中国への依存度を低下させようとしており、バッテリー金属の代替供給源としてアフリカに目を向けている。ザンビアのHakainde Hichilema大統領は、同国の年間銅生産量を現在の約850千tから2032年までに3百万tに引き上げたいと考えている。アフリカ第2位の銅生産国であるザンビアは、鉱業への依存度が非常に高い。KoBold社は、2023年の第1四半期までにMingomba銅プロジェクトの株式の過半数を取得する予定である。

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