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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アンチモン
2022年12月21日 バンクーバー 武市知子

米:Perpetua Resources社、アンチモンの国内生産を目指し国防生産法の下で最大24.8mUS$の資金拠出を受ける

 2022年12月19日付けプレスリリースによると、米Perpetua Resources社は、子会社のPerpetua Resources Idaho社が国防生産法(Defense Production Act of 1950:DPA)のTitle IIIの下、空軍研究所(Air Force Research Laboratory)より最大24.8mUS$の補助金を受けることを発表した。三硫化アンチモンの国内生産を行うため、最終評価書(FEIS)や最終決定記録(ROD)、その他付随する許認可の取得に必要な環境およびエンジニアリング調査の完了を目的とする。Perpetua Resources社はID州で、露天掘りのStibnite Goldプロジェクトの再開発を進めており、副産物として三硫化アンチモンを生産する計画である。開山後は米国内で唯一のアンチモン国内生産者になると考えられている。なお現在、同プロジェクトではNEPA(国家環境政策法)に基づく環境審査が行われている。
 米国地質調査所によると、同プロジェクトのアンチモン埋蔵量は約14.2百万t(品位:Sb 0.42%)で、生産開始後6年以内に米国内需要の約35%を供給できる可能性がある。
 DPAは、米国が国家安全保障に必要な資源、材料、技術の確保を目的としている(2022年4月7日付 ニュース・フラッシュ:Biden大統領、1950年国防生産法に基づき重要鉱物の国内生産拡大に向けた取り組み強化を指示参照)。Title IIIプログラムは、現在及び将来にわたる国防や国家安全保障に必要不可欠な資源の迅速な国内調達に特化したものである。

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