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- 鉱種:
- 金 銅 PGM(白金族) 鉄鉱石 クロム マンガン
南ア:鉱業生産、2022年10月は前年同月比10.4%減
2022年12月13日付けメディアによると、南アの2022年10月の鉱業生産量は前年同月比10.4%減で、白金族金属(PGM)(32.5%減)、ダイヤモンド(22.5%減)、マンガン鉱石(10.5%減)、金(6.3%減)が大きく影響した。金融サービスを提供するNedbankの経済部門によれば、同国の鉱業生産は9か月連続で減少しており、「不安定な電力供給、インフレ圧力、サプライチェーンの混乱、違法採掘に関連する課題が引き続き生産を制限している」と指摘した。また、季節調整済みの2022年10月の鉱業生産は前月比2.5%減となった。これは、同年9月の前月比0.1%減、同年8月の前月比0.4%減に続くものである。なお2022年8~10月の3か月間の鉱業生産(季節調整済み)は、前期(5~7月)比で横ばいだった。当該期間において、PGMは最大のマイナス要因となる6.9%減であり、他方で金は最大のプラス要因となる10.5%増であった。
一方、2022年10月の鉱物販売は前年同月比で0.5%増加し、石炭、金、クロム鉱石が最大のプラス要因となった。南ア統計局(Statistics South Africa)のデータによると、鉄鉱石、PGM、その他の非金属鉱物が大きなマイナス要因であった。2022年10月の現在価格での鉱物売上高(季節調整済み)は前月比7.7%減となった。これは、同年9月の前月比2.8%減、同年8月の前月比1.5%減に続くものである。Nedbankの経済部門は「世界経済の見通しが弱く経営環境が厳しいため、鉱業部門が今後1年間に回復する可能性は低い。石炭や銅など一部のコモディティの旺盛な需要は、国内の供給制約や世界経済の減速が予想されることを背景としたその他のコモディティの需要減少によって相殺される」とし、「南アの主要商品の大半の価格は、2023年も引き続き緩やかに推移し、鉱物の販売額は減少するだろう」と述べている。


