ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅
ザンビア:加First Quantum Minerals社、税制変更に伴いZCCM-IH社に収益ロイヤルティを支払い
2022年12月1日付けメディアによると、加First Quantum Minerals(FQM)社は、ザンビアのKansanshi銅鉱山からの配当を収益ロイヤルティに変更することに合意したと発表した。この合意は、ザンビアのHakainde Hichilema大統領が2021年の選挙直後に実施した、ロイヤルティを税額控除できるようにした財政改革を受けたものである。合意によると、ザンビア国有企業ZCCM-IH社は、2022年12月31日までの会計年度に140~150千tの銅生産が見込まれるKansanshi鉱山から3.1%の収益ロイヤルティを受け取る。2022年12月10日付けメディアによると、ザンビア鉱業協会は、政府がFQM社とロイヤルティ取引モデル契約を結ぶ決定をしたことについて好評価を示している。鉱業協会のSokwani Chilembo CEOは、政府とFQM社の間の法的論争は評判を傷つけ業界に多大な損失をもたらしたと述べ、この敵対行為の停止は世界情勢において非常に重要であり、他の潜在的な投資家にとっても安心材料となるだろう、としている。
