エクアドル：加Adventus Miningと加Salazar Resources社、政府とEl Domo銅・金プロジェクトの投資契約に署名

　2022年12月28日、加Adventus Mining社と加Salazar Resources社は、エクアドル政府とEl Domo銅・金プロジェクト（Bolívar県、Curipambaプロジェクトの一鉱床）の投資契約に署名したと発表した。
　本契約の締結は2022年11月1日に投資促進・誘致戦略委員会（CEPAI）が承認していた。本契約により2033年3月までの間、El Domoプロジェクトへの直接投資に対して以下のインセンティブが付与される。

• 所得税は25％から5％減り20％に
• 輸出入関税の免除、及び自由貿易国から請負業者の設備を免税で輸入可能
• 送電性及び道路のアップグレードと建設の承認に関する保証
• 国際仲裁保護を含む特別な紛争解決条項の承認、裁判の管轄は米New Yorkで言語は英語による
• 獲得した現金利益の自由な海外送金
• 納税義務やその他の義務を果たした場合、投資家が取得した株式、資本、権利の一部または全部を売却して得られた現金の自由な海外送金
• 税安定性－投資家に有利な新しい法律がない限り、契約期間中、全ての税法の新たな適用を凍結
• 法的安定性－投資家に有利な新しい法律がない限り、契約期間中、全ての鉱業に関する法の新たな適用を凍結

　Adventus Mining社のKargl-Simard 社長兼CEOは「本投資契約はEl Domoプロジェクトにとって大きな前進となる。また、当社のステークホルダーに開発の確実性をもたらし、235.5mUS$の融資を受けるための重要な条件となる。当社は引き続き政府と協力し、今後数か月の間に、追加の許認可と関連契約について発表する予定」とコメントした。