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ペルー:Falchaniリチウムプロジェクト、反政府デモの影響で水文調査を一時中止
2023年1月11日付現地報道によると、Macusani Yellowcake社のSolis社長は、政権交代に伴う抗議デモや治安悪化を理由として、Falchaniリチウムプロジェクト(Puno州)の環境影響概要調査(EIA-sd)の一環である水文調査を2022年12月10日から停止していることを明らかにした。同社は本調査に必要な水資源庁(ANA)の許認可や地域社会の了解を得たものの、地元の農民コミュニティから、(調査継続による)他エリアの農民自警団との対立の可能性を回避したいとの意向が伝えられたため、2023年1月末まで調査を停止する予定となっている。
また、2022年12月に親会社のAmerican Lithium社がMacusaniウランプロジェクトのスピンアウトを発表した件に関しては、今後ウラン案件をMacusani Uranium社が、リチウム案件はMacusani Yellowcake社が担うことになる旨明らかにした。その背景として、Falchaniリチウムプロジェクトにウランが含まれている等の誤った主張や混同が存在していたとし、今後各社が個別の資源に専念することで企業と投資家の双方に明確なメッセージとなると説明した。その上で、Macusani Yellowcake社は、社会情勢が落ち着いた後FalchaniリチウムプロジェクトのEIA-sdに関する住民説明会を実施し、当局によるEIA-sd承認後、資源量を埋蔵量に変換するための探鉱を実施する計画であると述べた。一方Macusani Uranium社は今後86件の鉱区を管理し、2023年3~4月にはウラン探鉱を目的とする環境許認可を申請する見通しを明らかにした。


