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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2023年2月7日 シドニー Whatmore康子

豪:IGO社、中Tianqi社と共同所有するWA州Kwinana水酸化リチウム工場第1基の立ち上げ完了時期を6か月間繰り延べに

 2023年1月31日付けの地元メディアによると、豪IGO社は、中国のTianqi Lithium(天斉リチウム業股份有限公司)社と権益比率49%、51%で操業するWA州Kwinana水酸化リチウム工場の第1基立ち上げ完了時期を、技術面における見直しと必要作業の工程を作成した結果予定していた2023年末から約6か月間繰り延べとした。同工場は第1基と第2基で構成される予定で、第1基は2022年11月に操業を開始している。現在は第2基がFEED(Front End Engineering Design)の段階であり、これらの合計生産能力が48千t/年となると試算されている。IGO社によると、第1基における生産量は、2023年末までに同基の生産能力の60~70%に達する見込みである。

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