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インドネシア:政府、フェロニッケルとニッケル銑鉄への輸出税について未だ検討中
2023年2月1日付け現地メディアによると、インドネシア政府は、フェロニッケルとニッケル銑鉄(NPI)の輸出税率を未だ検討中である。フェロニッケルとNPIの輸出税を課すという議論は2022年から提起されているが、現在まで明確になっていない。
首都Jakartaで開催されたMandiri投資フォーラムでのBahlil投資大臣の発言によれば、「政府は輸出税率を計算中である。これは、インドネシアのニッケル(製品のニッケル含有量)を少なくとも60~70%とすることを奨励するための努力である。」とし、例えば、欧州では、バッテリーの正極材を製造する工場を欧州に置くことを義務付けようとしているとする。同大臣は、川下産業を欧州に置きつつ原料はインドネシアから供給するということに対して、輸出税を課して、川下産業もインドネシアに置くようにしたいとする。
インドネシアは、2020年から実施されているニッケル鉱石輸出禁止政策について、世界貿易機関(WTO)のパネル審理で敗訴し、現在、控訴手続き中だが、政府はインドネシアのニッケル資源が今後も搾取されないよう準備を行っているところである。


