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- 鉱種:
- 金 銅 鉄鉱石 アルミニウム/ボーキサイト
ブラジル:2022年鉱業セクターの売上高、前年比26.3%減
ブラジル鉱業協会(IBRAM)によると、ブラジルの鉱業セクターの2022年の売上高は250bBRL(ブラジルレアル)で、過去最高を記録した2021年の339bBRLを26.3%下回った。売上高減少の主な理由として、コロナ感染対策により中国での鉄鋼生産量が減少、それに伴い鉄鉱石価格が大きく下落したことで、セクター全体の売上高を引き下げ、またロシアによるウクライナ侵攻も要因の1つとなっている。鉱産物別の2022年の売上高は、鉄鉱石が153.5bBRL、金が23.9bBRL、銅が15.2bBRL、石灰岩が8.55bBRL、ボーキサイトが5.66bBRLで、これら5種類で全体の83%を占めている。IBRAMでは、不安定な世界情勢や先行き不透明な中国経済等を鑑み、2023年も2022年の傾向が続くと予測している。
