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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2023年2月27日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

ジンバブエ・ナミビア:リチウムブームの中での利益確保のため国内加工・精製産業の開発を狙う

 2023年2月9日付けメディアによると、リチウムが豊富なジンバブエやナミビア等のアフリカ諸国は、電池材料の世界需要による利益をより多く確保するために、加工・精製産業の開発を試みている。これは単に資源を採掘するだけでなく、付加価値化と呼ばれる輸出前の加工を行うことを意味する。ナミビアのTom Alweendo鉱山大臣は、南アCape Townで開催されたMining Indaba2023において「国内で採掘されたリチウムはすべて国内で処理されなければならないと主張するつもりだ」と述べた。アフリカのリチウム生産量はこの10年間で急速に増加する見込みであり、コモディティ取引業者のTrafigura社によれば、2030年のアフリカにおけるリチウム生産量は、2023年の40千tから497千tになる可能性が高く、その大半はジンバブエ産になる。ジンバブエは2022年12月、リチウム鉱石の密輸を阻止し、国内の鉱山での加工を促進する目的で、リチウムの未加工鉱石の輸出を禁止した。同国のWinston Chitando鉱山大臣は「この禁止令により、リチウム鉱石が国内で精鉱まで処理されることを希望している」と述べた。

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