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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル リチウム
2023年3月1日 バンクーバー 武市知子

米:加Li-Cycle Holdings社、北米初の商業用湿式製錬の資源回収施設であるRochester Hub開発用に米エネルギー省より融資を受ける

 2023年2月27日付けプレスリリースによると、加Li-Cycle Holdings社は米エネルギー省(DOE)の融資プログラム局(Loan Programs Office:LPO)より、「先進技術車両製造(ATVM)ローンプログラム」を通じて、375mUS$の条件付き融資を受けることを発表した。同社は今回の融資を通じて、NY州Rochester近郊に北米初の商業用湿式製錬の資源回収施設であるRochester Hubを開発する。本件はDOEのATVMを通じた、バッテリー材料リサイクル企業に対する初の融資であり、同プログラムによるリチウムイオン電池(LIB)リサイクル業界への主要な支援となる。本融資は2023年Q2から最長12年間に亘り行われる予定である。
 Rochester Hubでは、最大35千t/年のブラックマス(90千tのLIB材料、もしくは18GWhのLIBに相当)を処理する。フル稼働した場合、最大8.5千t/年の炭酸リチウム、48千t/年の硫酸ニッケル、7.5千t/年の硫酸コバルトが生産される予定である。建設期間中は1千人、また稼働した場合は270名の雇用が創出される見込みである。

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